アラサー子持ちがTravisJapanにハマった ③

 

 

【松倉海斗】という存在を認識して、「推しにする!」と決めたものの、まだ正直松倉推し(仮)みたいな状態が続いた。

 

とてもじゃないけどトラジャファンです!松倉担です!なんて言えるモチベではなく。

単純にJr.ならトラジャをよく見てて、その中なら松倉が可愛いな、レベル。

 

 

 

そして年が明け、出産のため早めの里帰り。

 

徐々に世の中が変わっていた。

そう、ヤツが来たのだ。

 

 

コロナウイルス、世界中で大流行。

 

 

もう本当に勘弁して頂きたい。

 

無事出産を終えて1ヶ月検診を終えて自宅に戻る。

ちょうど緊急事態宣言を終えたあたり?

 

私はストレスで禿げそうだった。

ジャニーズの動画を見る余裕もないくらい、暫く気持ちが落ち着かなかった。 

 

 

 

ちょっと自分語りになってしまうけど、

 

新生児を終えて乳児に進化した息子。

イヤイヤ期+トイトレ中の娘。

久しぶりの義実家との同居生活。

 

どれも余裕があれば大したことじゃないと思う。

だけどほんっっっっっとに余裕がなかった。

全部コロナのせいなんだけど。

 

最後になるであろう妊婦生活だった。

本当なら最後に家族三人で旅行したかった。

娘とたくさんお出かけもしたかった。

出産だって家族に囲まれてしたかった。

 

そんな気持ちがぐるぐると心の中から取れない。

仕方ない事だし、私なんて大変な部類には入らないのに、後悔が凄い残っていて。

 

 

そんな中始まった生活。

息子は夜中はたくさん起きる、娘はイヤイヤ期で毎日ぎゃんぎゃんだし。

気晴らしのお出かけすらままならない。

 

近所の児童館は閉まったまま(まぁ、行く気もしなかったけど)、乳児なりたての息子を連れて娘が満足するくらいの時間公園に行く事も難しい。

ママ友や友達となんて、もうずっと会ってない。

まともに喋れるのは旦那しかいないのに、余裕がなさすぎて夜遅くに帰ってきた旦那とは私のぐずぐずさに喧嘩になったり。

 

 

ほんっっっっとにしんどかった…。

産後って、心の余裕が本当になくなるんだなって、一人目の時に余裕だったからってそんなことないんだなって実感しました。

 

それでも時間が経てば、少しずつ生活にも慣れてきて。

 

 

 

7月の頭かな。

 

私は妹に一通のメッセージを送った。

 

 

 

 

 

「ファンクラブ入ったよ」

 

 

 

 

 

 

ぴっかぴかの新規のトラジャ担の誕生である。

 

6月終わりくらい?

余裕が出てきたあたりでちょこちょこと動画をまた見始めた。

知らない間に自粛期間の動画やインスタがアップされていて、ジャニーズも大変だったんだなぁと改めて実感していたんだけど。

 

動画を見た後、しんどかった心に少しだけ余裕が出来ているのに気付いた。

 

 

トラジャの動画を昔見たときの感想は、一言で言えば【ゆるい】だったんだ。

 

これは一般ピーポーでジャニーズに興味のなかった私の感想でしかないけど、どちらかと言えばスノストの動画はどれもテンポがよかった。

それこそバラエティ番組を見ているような。

それに比べてトラジャの動画は、アットホームな感じでゆるく感じていたんだけど。

 

しんどくて疲れてた私には、その【ゆるさ】がとても心地よかった、んだと思う。

 

 

ぶっちゃけよく覚えてない。

それくらいの早さのスピードで沼に落ちた。

自分に恐怖を感じるくらいのスピードだった。

 

 

でも、年頃の男の子たちがわちゃわちゃと仲良さそうに笑ってる動画は凄く楽しかった。

普段からは想像もつかないくらいの、激しいダンスを見てると気分が晴れた。

素顔のインタビューを見ては、そのときの彼らの気持ちに思いを馳せて泣いた(涙腺ガバガバおばさん)。

 

まぁ、そのうち普通のわちゃわちゃした動画ですら謎に泣けてくるんだけど。(やばいやつ)

 

 

ファンクラブに入る数日前、妹にジャニーズのファンクラブについて聞いて。

だけどコロナでどうせ現場もないだろうしな…なんて一瞬諦めたのに。

 

そこから怒涛のスピードである。

 

 

 

ファンクラブに入会した日(情報局だけど)、すっごくワクワクしたのを覚えてる。

 

今思えばここ最近で、あんなにワクワクしたのはなかったんじゃないかってくらい浮かれてた。

それくらいTravisJapanは私の中でストレス発散をしてくれる、かけがえのない存在になっていた。

 

 

如恵留くんは私の知ってる如恵留じゃなく、動画進行をしてくれたり頭が良くて皆をまとめてくれる。

かと思えば一緒になってふざけたりアツイ心も持ってるトラジャ幼稚園の先生だし。

 

ちゃかは顔の濃い人じゃなくて(濃いけど)、普段はふざけてて赤ちゃんみたいにふにゃふにゃしてる時もあるのに、ここぞというときは真っ直ぐな言葉をファンに届けてくれてそれがダンスにも現れてる気がした。

 

うみは前髪がとっ散らかってるだけじゃなくて、笑い声も変だった。w   素直でマイペースに見えるけど誰よりも周りの事を見ているし、前髪なんか気にしないくらい激しいダンスに目を奪われた。(私は中村さんのダンスがとても好きです…)

 

北斗に似ている元太は、今思えば全く似てないし。率先してふざけにいく面白い子で、トラジャのわちゃわちゃ感は元太の明るさが凄く大きいなって思ったけど、実は繊細な所もあんんだなってインタビュー見て思った。

 

名前が珍しい七五三掛くんは、ゆるふわって言葉がぴったりなくらい天然で可愛くて。みんなに可愛がられてて(特に閑也)ニコニコしてるけど、ダンスになると想像つかないくらい激しくてバッキバキなギャップにやられた。

 

笑顔が素敵なw吉澤閑也は、お笑いキャラです!って言う割にスべるし個性的なおしゃれさん集団の中でホッとする存在だった。(おばさん目線)(最近の閑也はそうでもない)少しだけ不器用(な感じ)で、メンバーの事もファンの事も大好き!って言葉にしてくれる優しい人。

 

そして存在すら認知してなかった松倉は、【自分】というものを凄く持ってる人で。普段はニコニコしていて弄られキャラなのに、パフォーマンスになると一気に空気感が変わる。指先までしなやかで、表情作りがとても上手だし、感情がこもった歌い方やダンスに目が離せなくなってしまった。

 

 

↑ハマりかけの新規の感想です…。

 

 

 

とにかく、メンバー全員ギャップが凄い。

如恵留くん以外まともに顔も名前も覚えてなかったのにも関わらず、ここまで私の生活に潤いと余裕をもたらしてくれたトラジャに少しは還元しなければ…!

 

そんなふうに思って、ファンクラブに入会した。

ちなみにその時出てた雑誌もとりあえず三冊くらい一気に買ってみた。

 

初めて手にするポポロは、昔妹や同級生が一生懸命集めていたもので。

せっせと大事なページを丁寧に切っては、ファイルに入れていく行為をどちらかと言えば冷めた目で見ていたのに。

 

数十年後、まさかアラサーになってキラキラした男の子たちが載った雑誌を手にした時、いろんな意味で震えた。

 

 

あの時冷めた目で見ていてごめんなさい。

今じゃ私が家族から冷めた目で見られています。

 

 

 

そんな感じで、沼落ちしていった過程がありました。おたくも色々だね。

 

 

 

妹からは「あたまいってんな」と言われました。

 

 

 

私がトラジャ沼にハマった記録、終わり。(雑)